座標幾何学の諸定理 目次 [非表示]1 概要2 近接する2点と遠方の点との距離の差の極限2.1 主張2.2 導出 概要 他の記事から参照するために、定理や公式をこの記事に書いておく。 arg maxarg min\providecommand∁recterf\providecommandℜ\providecommandℑ\providecommandPr 近接する2点と遠方の点との距離の差の極限 主張 a,x∈R3とするとき次式が成り立つ。 lim‖x‖→∞‖x−a‖–‖x‖=−x‖x‖⋅a 導出 a=0のときは明らかに成り立つ。以下ではa≠0とする。また、‖x‖を十分大きくとり、‖x‖>‖a‖/2とする。f(x):=‖x−a‖–‖x‖とすると次式が成り立つ。 (f(x)+‖x‖)2=‖x−a‖2∴f(x)(f(x)+2‖x‖)=‖a‖2–2x⋅a f(x)が最小となるのはaが、原点とxを結ぶ線分の上にあるときで、その値は−‖a‖である。‖x‖>‖a‖/2と仮定しているから次式を得る。 f(x)=‖a‖2–2x⋅af(x)+2‖x‖<‖a‖2–2x⋅a2‖x‖–‖a‖→−x‖x‖⋅aas‖x‖→∞ 投稿者: motchy DSP and FPGA engineer working on measuring instrument. motchy のすべての投稿を表示